2026年08月27日

赤坂5丁目ミニマラソンを揺らす坂とハンデ

赤坂5丁目ミニマラソンを揺らす坂とハンデ

プロ野球や海外サッカーの結果が日々話題になるなか、テレビのスポーツ企画として長く親しまれているのが赤坂5丁目ミニマラソンです。短い距離のレースに見えて、実は見どころはかなり濃いですね。赤坂の坂道、芸能人ランナー、実力者に課されるハンデ。この組み合わせが、毎回予想しにくい展開を生んでいます。

目次

  1. 赤坂5丁目ミニマラソンが特別に見える理由
  2. 勝負を動かす赤坂の坂道と周回コース
  3. ハンデ戦だから生まれる終盤の緊張感
  4. 赤坂5丁目ミニマラソンをより楽しむ見方

1. 赤坂5丁目ミニマラソンが特別に見える理由

赤坂5丁目ミニマラソンは、TBS系の大型特番「オールスター感謝祭」で知られる名物企画です。舞台は東京・赤坂周辺。スタジオ内のクイズ番組とは違い、屋外を走るレースになるため、番組全体の空気が一気に変わります。

面白いのは、単なる速さ比べではないところです。参加するのは芸能人、タレント、アスリート経験者、招待ランナーなどさまざまです。普段は演技やバラエティで見る人が、息を切らして坂を上る。その素の表情に、つい引き込まれます。

私たちもこの企画を見るとき、順位だけを追っているようで、実は「誰が最後まで粘るのか」を見ています。走力に差があるからこそ、途中で失速する人もいれば、予想以上に前へ出る人もいます。そこに生放送ならではの緊張感があります。

2. 勝負を動かす赤坂の坂道と周回コース

赤坂5丁目ミニマラソンを語るうえで外せないのが、赤坂周辺の坂道です。平坦なトラック競技とは違い、コースには上り下りがあります。特に番組内で印象的に扱われる急な坂は、ランナーの体力を大きく削ります。

坂道では、走り方の差がはっきり出ます。

  • 上りで歩幅を小さく保てるか
  • 下りで無理に飛ばしすぎないか
  • 周回ごとに呼吸を整えられるか
  • カメラや歓声に惑わされず走れるか

つまり、脚力だけでなく配分が問われるレースです。短い距離だから全力で押し切れる、と思っていた人ほど後半で苦しくなります。坂を越えた直後にペースが落ちると、後ろのランナーが一気に迫ります。

視聴者にとっては、その変化が分かりやすいですね。表情、腕の振り、足の上がり方。画面越しでも疲労が伝わります。だから、赤坂5丁目ミニマラソンはただの番組内企画ではなく、小さなロードレースとして見応えがあります。

3. ハンデ戦だから生まれる終盤の緊張感

この企画のもう一つの魅力は、ハンデ戦であることです。走力のあるランナーほど後ろからスタートし、芸能人ランナーが先に走り出す形が取られます。これにより、実力差があっても最後まで勝負が見えにくくなります。

ハンデ戦では、前を走る側と追う側で心理がまったく違います。先に出たランナーは「いつ追いつかれるのか」という不安と戦います。後ろから追うランナーは、限られた時間で差を詰めなければなりません。

ここで効いてくるのが、赤坂の坂です。平坦な道なら一定のペースで追えますが、上りでは差が急に縮まることもあります。反対に、無理をした追走が坂で止まることもあります。意外にも、勝負を決めるのはラストスパートだけではありません。中盤の坂でどれだけ余力を残せたかが、終盤の表情に出ます。

この構造があるから、視聴者は最後まで目を離せません。トップが逃げ切るのか。後方の実力者が届くのか。数秒ごとに空気が変わるのが、赤坂5丁目ミニマラソンらしさです。

4. 赤坂5丁目ミニマラソンをより楽しむ見方

赤坂5丁目ミニマラソンは、順位だけを見るよりも、いくつかの視点を持つとさらに楽しめます。

  • スタート直後に飛ばしすぎていないか
  • 坂の手前で呼吸を整えているか
  • 周回ごとのフォームが崩れていないか
  • 追うランナーとの距離がどこで縮まるか

特に見たいのは、坂に入る前の走りです。余裕があるランナーは、坂の直前で無理に加速しません。逆に、焦ってペースを上げると、上りで一気に苦しくなります。

また、芸能人ランナーの本気度も大きな見どころです。普段のキャラクターとは違う一面が出るため、応援したくなる人が増えます。苦しそうでも腕を振り続ける姿は、競技経験の有無に関係なく伝わるものがありますね。

赤坂5丁目ミニマラソンは、赤坂の坂道、ハンデ戦、生放送の臨場感が重なって成立する企画です。走る人の個性がそのまま出るからこそ、毎回違う展開になります。次に見るときは、先頭だけでなく、坂で粘るランナーの表情にも目を向けてみてください。レースの面白さが、もう一段深く感じられるはずです。